25:切開(術後12日目)

25:切開(術後12日目)

2月19日(術後12日)

 

待合室で待つ事、40分。

 

看護婦さんが私を呼びにきました。

 

診察室に入ると、奥の方の診察台へ連れて行かれて、
カーテンを閉められました。

 

看護婦さん(推定30代)に促されるまま
ズボンとパンツを脱いで、診察台の上に寝転がります。
(恥じらいの心はもはや無い)

 

先生がやってきて
先生「ワタナベさん、それじゃ自分で両足抱えてみて下さい」

 

言われるまま両足を抱えて肛門丸出しです。

 

先生が血が出て汚れるからもっと紙を敷いた方が
良いと、看護婦さんに指示を出しています。

 

先生「ちょっと自分でお尻の所を持って
開いてみましょーか」

 

おしりに手をやって、自分で肛門を
左右に開きました。

 

こんな格好、初めてです。

 

先生「あー、そうそう!はいはい。」

 

先生が褒めてくれます。

 

先生「じゃぁ、麻酔しますよー

 

正直、これが一番怖かった。

 

(きたー!麻酔ってどの辺に打つんだろう?痛いんだろうなぁ)

 

などと考えてるうちにブスリと肛門の上の辺りに痛みが。

 

予想通り痛かったです。

 

 

先生「ワタナベさん、これ痛いですか?」

 

(痛くないって言ったら絶対切られる)

 

先生がなにやらやっているようですが、
何て言ったら良いのか分かりません。

 

先生「ワタナベさん、これどう?」

 

私「へ?あふぇ??

 

何と応えて良いのか分かりません。

 

私「ん?ぇ? あぁ?!!!!

 

先生が、肛門へ指を突っ込んだような間隔。

 

(ぅ?ぁー!いででででxwー!!あぃーーー!あぁん)

 

肛門に指を突っ込んで、
中から膿を押し出しているようです。

 

この間隔は言葉にできない。

 

しばらくして
先生「はい、ワタナベさん、これ血膿
これでもう大丈夫ですよ」

 

どろどろ血まみれの液体を見せられました。

 

切開終了。

 

麻酔→切開→排膿どれも痛い。

 

26:説明を受ける(術後12日目)

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